ステップ2:Linuxインストール(前半)

Debian_Linux_boot_disc.jpg

インストール(前半)

はじめに

  • ここでは、コンパクトフラッシュに swap無し でインストールする方法を紹介します
    • コンパクトフラッシュには書き込み寿命があるので、できるだけ書く量を減らす意図がありますが、好きに設定してください
  • CF reset対策
    • grub と IPLware の共存をさんざん試したのですが、うまくいきませんでした
    • 仕方ないので、運用時には以下のようにします
        • (フロッピーディスクを抜いて)電源ON
          • コンパクトディスク内のIPLwareにより、CF reset対策が実施される
        • ブートセレクタが立ち上がる
          • ユーザは、レスキューディスクを挿入します
          • ユーザは、ブート先としてフロッピーディスクを選択します
            • Kernelが読み込まれる
        • "boot:" と表示される
          • ユーザは、ルートファイルシステムとして コンパクトフラッシュ内のパーティションを手入力します
        • 面倒くさくてすいません...
 

電源ON

  • フロッピーディスクを抜いて電源ON
    • 一瞬、画面が になる (=IPLware で CF reset対策がされた)
  • "PC98 Boot Selector"が立ち上がる
    • ここでレスキューディスクを挿入
    • "FDD 1.44MB 0" を選択
      • 'B' を押下

画面:ようこそ、Debian GNU/Linux 2.2 へ!

Debian_1st.jpg
  • "boot:" で Enterを押す

画面:Debian Gnu/Linux インストールメインメニュー

linux_main_menu.jpg
  • ➡「別手順:スワップパーティションなしで作業を継続」
    • 「スワップパーティションなしで済ませますか?」 <はい> を選択
  • ➡「次:ハードディスクのパーティション作成」( この デバイスファイル名 をメモしておく 例: hda2 や hdc3 など)
    • あらかじめLinux用に空けておいたパーティションを "0:Linux native" に設定
  • ➡「次:Linux パーティションの初期化」
    • ➡「Linux カーネル2.0との互換性を維持しますか」 <いいえ> を選択
  • ➡「次:オペレーティングシステムカーネルとモジュールをインストール」 /dev/fd0 を選択
    • レスキューディスクを挿入 <次へ> を選択
    • 次にドライバーディスクを挿入 <次へ> を選択
  • ➡「次:デバイスドライバモジュールの設定」
    • 「この作業を省略しますか? 」
      • ℹ️もし、追加でインストールしたいものがあれば定義実施してください
        • 何も無いので、<はい> を選択
          • Exit ここでの選択を終了し、メインメニューに戻る を選択
  • ➡「次:ネットワークの設定」
    • ℹ️NIC に LANケーブルを差し込みます
  • ➡「次:基本システムのインストール」 network を選択
  • ➡「次:基本システムの設定」
  • ➡「Linuxをハードディスクから直接起動できるように設定」⛔これはスキップします
    • ℹ️IPLware (CF reset対策) が上書きされてしまうため (※Linuxはフロッピーディスクから起動します)
  • ➡「別手順:起動用フロッピーの作成」
    • ⚠️私の環境では、この作成に必ず失敗します
      なので、レスキューディスクで起動することにしました
  • ➡「別手順1:システムの再起動」
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