ステップ3:MS-DOSをインストール(準備)

はじめに

このページは 『細かいことは不要、結果だけ知りたい』 という人に向けて書いています
  • 『CF reset 問題』対策
    • 発生した場合、ドライブが読み書き不能 になります
      • いつ発生するのか、そのコンパクトフラッシュの素性としてそもそも発生するのか、分かりません
      • 再起動で復帰できます
    • ソフトウェアで回避可能で、安全に使うことができます
    • 一時的対策 と 恒久的対策 があります
      • ①一時的対策
        • 手動でコマンド (IDEDEV.EXE) を実行します
          • インストール中に、止まっても困るし...
        • リセットボタンを押すまで有効です
      • ②恒久的対策
        • 起動直後自動で 対策されるようにします ("IPLware" を使います)
          • IPL に仕込みを入れて、いろいろ便利にしてくれる素晴らしいソフトウェアです
        • 最終的には、こちらを設定します

準備するもの

ダウンロード

フロッピーディスク

  • フロッピーディスクに、以下のものを保存しておきます
    • MS-DOS  (起動できるもの、以下では Version 6.2 を使いました)
      • SYS コマンド
    • 上記の(1)~(6)

実験

実験1:わざとCFリセットを起こしてみる

  • フロッピーディスクから、MS-DOSを起動する
  • 手動で CF reset を起こしてみる
    • A:\>IDEDEV /Rn
      • n は数字(0~3、Primary Master:0, Slave:1, Secondary Master:2, Slave:3)
      • ✅ ドライブを読み込めるか確認
        • DIR コマンドで十分です
      • メーカ・ブランドによって差があり、そもそもCF resetを起こさないコンパクトフラッシュもあります
        もし幸運にも 読み込めた 場合には、CF reset対策は不要です。

        私が使っているTDK の 産業用コンパクトフラッシュ (CFG8B) は、実験1で読み込み不可能 になります
  • リセットボタンを押す

実験2:CF reset対策が有効か確認する

  • フロッピーディスクから、MS-DOSを起動する
  • 一時的な対策実施 (⚠️次にリセットボタンを押すまで有効)
    • A:\>IDEDEV /Cn
      • n は数字 (0~3)
  • 手動で CF reset を起こしてみる
    • A:\>IDEDEV /Rn
      • n は数字 (0~3)
      • ✅ ドライブが読み込めるか確認
  • 読み込めた場合、そのコンパクトフラッシュで 対策が有効です。以下の手順に進んでください。

    私が使っているTDK の 産業用コンパクトフラッシュ (CFG8B) は 実験2の対策は有効 です

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